メタルパーツはこれだけです。しかし必要な部品はフルディティールらしく必要な分割はしてありますね。例えばブレーキキャリパーなどはディスクと別部品になっていますしエンジンなどは今までのタメオの分割を受け継いでおります。
エッチングパーツは必要な部分を上手に再現しております。一時期折り紙細工と言われたモノコックのエッチングでの表現ですが精度と質感の両立をするにはこの方法が良い様ですね。
私がこのキットで手を入れたいと思うのはこのエッチングパーツの中に有ります・・・皆さんわかりますか?
私ならサスペンションのアーム類を洋白線で作り直したいですね。
慣れない方がこれをするのは非常にリスクを伴います、私がやってもなかなか難しい作業の連続になるはずですが出来た物を考えるとここはやはり厚みの表現が欲しいですね。
タイヤは画像の様にパターン入りの素晴らしい物が入っております。今やタイヤに気を使わないキットはやはり少しランクが落ちてしまう様に感じるのは私だけ(?)特にF-1の様にタイヤが全部見えてしまう様な車両は絶対ですね。私は箱車でもパターンにこだわる方ですから・・・。一つだけ気になったのはパターンが少し違う様に感じた事、また少し表現がオーバーでスタッドレスタイヤみたいに見えてしまう事でしょうか・・・!?
でもこの突っ込みは見なかった事にしてください、これでも十分良い表現だと思いますから・・・。
今や常識的な事なのですがデカールのゴールドリーフは大人の事情と言う事でこの様な感じで入っております。気持ちゴールドの縁が太い様な気もしますが、これも組み立てて貼ってみないとわかりません。
このキットが発売されるまではメリの49ゴールドリーフかテナリブのレジンキットを作るしかなかったのです。あのキットの原型を作ったのはあの有名なボシカでした。普通に店頭では見る事は無かったですしオークションでは一時期数万円の値段がついたりもしておりましたが今は比較的安価で取引されている様ですが、このキットを見た貴方はそれでもメリのキットを選びますか?私は皆さんがお作りになるならタメオをお勧め致します。